地質名所

白雲(ベグン)渓谷と断層

四季折々の観光客が訪れる白雲(ベグン)渓谷と断層

キョンギド ポチョンシ イドンミョン トピョンニ 35

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白雲山の麓に位置する白雲渓谷は,光徳山と白雲山の頂上から西に澄んだきれいな水の流れる谷である。

谷の長さが約10kmであり、池と奇岩怪石が美しい渓谷だ。 白雲渓谷は,夏にも氷のように冷たくて澄んだ水が流れ,雲の中に神仙が座っていることから付けられた名前だ。白雲(ベグン)渓谷の入り口には千年古刹である興龍寺があり、上流には高さ30mの金鉱滝が位置している。

白雲渓谷の全景

白雲渓谷で中生代ジュラギの花崗岩で,構造運動によって断層を含む多様な地質構造を観察することができる。渓谷には花崗岩を貫いた岩脈が観察され,この岩脈が互いに違う断層の跡がみられる。また,白雲渓谷の上流には,垂直·水平方向の節理が発達していることが分かる。このような地質構造のほかにも,渓谷河川の浸食により,小さな牛と滝が発達しており,景観的に優れた名所である。

白雲渓谷で観察される断層の痕跡
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